固定資産税評価額の調べ方と課税明細書の見方

この記事では、不動産の専門知識がない方でも迷わず固定資産税評価額を把握できるよう、毎年自宅に届く「課税明細書」を使った一番簡単な固定資産税評価額の調べ方を分かりやすく解説します。

目次

固定資産税評価額とは?(登録免許税との関係)

不動産を所有していると毎年、東京都23区の場合は東京都から、それ以外の場合は市町村から、固定資産税が課税されます。この固定資産税を計算するための基準となる価格が固定資産税評価額です。

登記名義を変更する際に法務局に納める登録免許税は、この固定資産税評価額に決められた税率を掛けて登録免許税を計算します。

(例えば、相続によって登記名義を変更する場合は固定資産税評価額に0.4%を掛けて登録免許税を計算します。)

正確な固定資産税評価額を知ることができれば、登記にかかる登録免許税(実費)も事前に知ることができます。

課税明細書を使った固定資産税評価額の調べ方

不動産の固定資産税評価額を調べる最も手っ取り早い方法は、毎年5~6月に届く、固定資産税の納税通知書に同封されている課税明細書という書面を見る方法です。

(1)不動産が東京都23区にある場合

毎年6月初旬に都税事務所から、不動産の所有者宛てに届きます。(東京都23区では、固定資産税の課税は区ではなく、東京都が行っています。)

固定資産税の納税通知書と一緒に同封されている令和〇年度 固定資産税・都市計画税 課税明細書という横長の書面を見てください。

↓以下は都税事務所発行の課税明細書の見本と見方です。
(クリックすると拡大します。)

都税事務所発行の課税明細書の見本

💡納税額が書かれている「納税通知書」とは違う書面ですので、ご注意ください。(納税額=固定資産税評価額ではありません)

(2)不動産が東京都23区以外にある場合

毎年5月初旬頃に市町村役場から、不動産の所有者宛てに届きます。

自治体により様式は異なりますが、多くの場合、固定資産税の納税通知書と一緒に 課税明細書が綴じられています。(横長の固定資産税の納税通知書を何枚かめくると、課税明細書という書面が綴じられていることが多いです。)

市区町村役場発行の課税明細書の見本

💡納税額が書かれている「納税通知書」とは違う書面ですので、ご注意ください。(納税額=固定資産税評価額ではありません)

固定資産評価証明書の交付を受けて調べる方法

都税事務所や市町村役場では、固定資産税評価額だけを証明した固定資産評価証明書という証明書を発行しているので、この固定資産評価証明書の交付を受け、固定資産税評価額を調べる方法もあります。

ただし固定資産評価証明書の交付を受ける方法は少し手間がかかるため、固定資産税評価額を調べる方法として手軽とはいえませんが、最新年度の課税明細書が廃棄、紛失等で手元にない場合、課税明細書は再発行してもらえないため、別途 固定資産評価証明書の交付を受ける必要があります。固定資産評価証明書の取得方法については別記事にて解説しております。

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